オオサカジン

音楽 音楽   | 中央区

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by オオサカジン運営事務局 at

2009年11月12日

ITOちゃんのテレキャ



でけたがな。
ウチのギター教室の講師であり、大阪のブラックミュージック業界ではそこそこ有名なセッションマンであり、
西野やすしさんの一番弟子である素晴らしいギタリストのITOくんのテレキャが出来ましたがな。

デビットTウォーカーやコーネルデュプリーが好きな彼のリクエストに答えて、
(私の好みもふんだんに取り入れ)ボディは軽量なスワンプアッシュにフレイムメイプルをラミネート。
(もう数万出してもろたら、もっとバリバリのトラ目でいけたのに)
プレーンな板目のメイプルネックにハカランダ指板。
板目のメイプルは耐久性が有り、ハカランダ指板は美味しい響きがある。
柾目のメイプルはねじれるのが心配だから、ウチではあまり使わないです。



「22フレットにする?」と聞いたら、
「22フレットなんか1弦しか使わないすからねぇ、フン」と生意気なこと言うから、その通りにしてやったわい。
ピックアップはGibsonの57classicを2発。
ギブソンピッチのハードテイルブリッジに、弦切れ緩和の斜め裏通し仕様。
耐久性抜群のクルーソンスタイルのゴトーペグ。

ぶっとい音を出したかったのですが、こんな感じの音です。



さすがにITO君に肩叩きは出来んので、バッキングをさせて頂きました。
最後に店に入ってきたのはサードストーンのMaster藤井ちゃん。
録画しているとは気づかず遊んでいるだけだと思ったらしい。
ま、その通りやけど。。ええオチがついたわ(笑)

これが今年の9本目だ。あと3本でノルマ達成がんばるぞーー!
  
Posted by Joe at 05:48Comments(5)工房風景

2009年10月24日

ギター教室発表会


GRD

昨晩、当店のギター教室の生徒さんを一堂に集めてマザーポップコーンで発表会(という名の大宴会)を行いました。
春頃からそれぞれのレベルや好みに合わせた課題曲を決めて練習して、
本番は伊藤先生のお仲間にドラムとベースをお願いしてバンド形態ではリハ無しのぶっつけでした。
半分くらいの生徒さんはバンドをやっていなくて、どうなることやらと、初めてのリズム隊とやし、
グダグダになるんちゃうかと思っておりましたが、意外や意外、皆さん結構まとまった演奏で驚きました。

演奏曲はレッドブーツ、ヨーロッパ、ハイダウェイ、リオファンク、make me a memory、
Wonderful tonight、Little wing、Pick Up the Pieces、room335

かなり難しい曲もあったのに、なかなかやるじゃないか! オジサンはビックリしたぞ。

OBによる模範演奏も日和店長(初代ギター教室講師)の「間違えたら歯を折るど」という脅しが功を奏し、カールトンさんもビックリの素晴らしい演奏でした。

やっぱエレキギターはステージでドーンとでかい音出して弾かにゃ気持ち良くないよね。
是非これを機会に生徒の皆さんにはバンドをやってもらいたいものです。
講師の伊藤先生を中心にワイワイと楽しい雰囲気で楽しめたのが何よりです。
ギター弾くのは楽しいことなんですからね。
私も久々に酒飲んでチョーキングしました。男はチョーキングだ!

これから定例化しよう。来年は他の教室ともジョイントして盛大にやりたいね。

あー、楽しかった。  
Posted by Joe at 05:11Comments(7)工房風景

2009年10月19日

中古ギター販売の御案内





FenderUSAアメリカンスタンダードストラトキャスター
販売価格 70,000円(税込) FenderUSA純正ハードケース付き

1999年製と思われます。
アッシュボディ、メイプルワンピースネック、2点支持トレモロユニット、
ネック反り無し、フレット減りほとんど無し、大きな傷無し、
10年経過しているわりには非常に奇麗な状態です。
電気系その他各部分チェック済みです。(結果異常なし)
ワンオーナー物。手放す理由は当店のオーダーメイドが出来上がった為であります。
試奏大歓迎です、気軽に鳴らしにきて下さい。  
Posted by Joe at 04:13Comments(1)工房風景

2009年09月06日

黄色いの出来ました



黄色いテレキャできました。

仕様は、
アルダーボディー、メイプルネック、ハカランダ指板、
Gibson57classic 、VooDoo60'sGray、オールラッカー塗装、


音はこんな感じです。



最初に登場はハードロックバンドINProjectのベーシスト君です。
ブラッと遊びにきたので強制的に出演してもらいました。
オーナー様(九州)は歪ませて弾かれる方なので、ベーリンガーの4900円のoverdriveを繋いでます。
このベーリンガーは安くてイイね。歪み方は変な癖が無くて普通だし、コストパフォーマンスは最高やね!
アンプはいつもの67年デラリバです。Volは2くらいです。
Europeは高校のころコピーしたのですが、すっかり忘れてますので突っ込まないように。
Georgiaもテキトウに弾いているのでこちらもツッコミ不要でね。
最後はリペアーのお客さんがやってきて終了。

九州のHさん、こんなもんでどうでっしゃろ?


ところで先週から尿管結石が再発したみたいで、夜中に非常に痛かったんよ。
その数日前から血尿(ウーロン茶のようなオシッコ)が出て、こりゃヤバいなと思っていたのですわ。
幸い救急車を呼ぶほど痛まなかったので、痛みの引いた数十分後には眠れた。
そして今日オシッコと共に石が出たような感触がありました。
便器に落ちた石を探そうかと思ったが、クソしている時のだったので取れませんわ。
今は鈍痛もすっかり引き快調。
前回のは何年前だっただろう。
それ以来、毎日3Lの水を飲み、脂っこいものを食わず予防に努めてきたのだが、
今回の再発で効果無かったのかとブルーになった。
いや、救急車を呼ぶほどの痛みにならなかったのだから、効果有ったのかな?
いずれにせよ、一生つき合わなアカンということがはっきりした。やはりブルーだ。
  
Posted by Joe at 03:33Comments(5)工房風景

2009年09月03日

ストラトのムービー



オーナー様が動画はちょっとと言うことで私が弾きましたが、なんや何回やっても気恥ずかしい。
Victoriaのツィードデラックス(中身は改造されてる)に直接ぶっ込んで、アンプのvolumeは6くらいです。



仕事をサボって来てはるので顔面はカットです

アルダー3Pボディ、メイプルネック、ハカランダ指板、Fender FAT50's PU、
その他細かい所は60年代のスラブ貼りストラトとだいたい同じです。

アルダー3ピースボディってどうやねん?とお思いの方も居られるかも知れませんが、
ピース数は音色にそんなに影響ありません。ピース数よりもアルダーそのものの質の方が重要です。
本物のオールドストラトでは3ピースも少なくありませんからね。



お知らせ
9月20日 日曜 臨時休業致します。
  
Posted by Joe at 18:00Comments(2)工房風景

2009年08月30日

early '60th Stratocaster model



でけました。

アルダー3Pボディ、メイプルネック、ハカランダ指板、
クルーソンスタイルペグ、Fender FAT50's PU、クレイドット、

100本目ですわ。
生涯目標500本やったが下方修正せなあかんなー。

ムービーは後日。  
Posted by Joe at 04:42Comments(0)工房風景

2009年08月28日

ハードテイルストラトモデル バインディングつき



でけました。

spec

アルダー3ピースボディ、バインディング、ハードテイル(ノントレモロ)、Fender69PU、
メイプルネック、ハカランダ指板、バインディングつき、クルーソンスタイル糸巻、
オールラッカー塗装、

音はこんな感じです ↓



オーナーさんは元ハードロック速弾きギタリストで現在おしゃれジャズギターを勉強中のナイスミドルです。
私もちょいと弾かせてもらって、トリはウチのギター教室の先生ITO君です。

ボディはちょい薄くて、カスタムテレキャとストラトを足して2で割った具合ですわ。
アンプは67年黒パネデラリバに直結。
アンプのvolは3くらいだったかな。
御要望のドンガラガーンとした響きが狙い通り出たのでOK!
オーナーさんにもご満足頂けると思いますが如何でしょうか。  
Posted by Joe at 04:36Comments(2)工房風景

2009年08月26日

2005年12月製作



このギターが出来上がって4年弱たちます。
オーナーさんが売却したいと持ってきてくれはったのですが、
たちまち売れてしまいましたので、アップする必要も無いかと思いましたが、
せっかく写真を撮ったので。

よくお客様から聞かれることに、オールラッカー塗装の経年変化があります。
経年変化は主に退色やひび割れ等ですが、昔と同じラッカーと言えども50年前の塗料よりはそれなりに品質が改良されておりまして、退色はほとんど無いと言っても良いくらいです。
そりゃ常に太陽光が当たる所に置いていたら話は別ですが、一般的な使用状況において退色を感じることはあまり無いと思います。
まあ、ウチのギターで1番古くても15年しかたってませんから、確実なことは言えませんが。
顔料や染料の進歩はすごいですから、おそらく退色は昔のラッカーほど進みません。

次にひび割れ(クラック)ですが、このギターの場合はこんな感じです。⇩



4年弱でこんな感じに裏も表も入ってますが、どのギターも4年でこうなるわけではありません。
作るギターによって着色剤が異ったり、厚みが違いますからクラックの出方も時期も色々です。
またお客様の保管場所の環境によっても大きく変わります。
1年で全面にクラックが入った場合もあります。
感触としては、温度差や湿度差が激しい環境ですとクラックは早く出るようです。
今まで全く出ないこともあるかもしれません。
100本近く作ったギターの全ての経年変化を把握しているわけではないので、
確かなことは言えませんが、おそらく数年でひび割れは発生すると思います。


話は変わりますが、このギターを久々に弾いてみたんですが、なんか完成した時より心なしか滑らかな艶っぽい音色に変わっているような気がしました。
ブラインドフェイス時代のClaptonさんが弾いていたものをモチーフにしたギターですが、
例のハイドパーク屋外ステージのDVDを見ると、Claptonさんはほとんどフロントピックアップを使用し、
バツグンのバッキングを真面目に弾いているんですよ。
クリーム時代は3ピースなんでこんなギターを弾く機会も無かったでしょうに、
24歳くらいの彼がすごくセンスの良いバッキングを弾いてるもんで聴き惚れてしまいました。
音色はこのギターとはちょっと違うけど、弾きながらハイドパークのあの場面を思い出しました。  
Posted by Joe at 04:39Comments(0)工房風景

2009年07月29日

仕上がり



昨日の続きです。
木目を合わせたエボニーをピチッとはめて面一に仕上げて、
ナット溝をもうちょい奇麗に仕上げて完了です。
修理跡はパッと見たら解らんが、よく見たら解る程度です。

トラスロッドを締め過ぎてねじ切ってしまった、というのは有りますが、
もっと多いのがこのアンカー部分や調整ナットの破損や不具合です。

このベースのようにアンカーが破損してロッドが外れたパターン、
アンカーを設置してある部分の木部破損のパターン、
調整ナットを無理に回し過ぎてねじ山を舐めてしまったパターン、
調整ナットを緩める方向に回した時にねじ山の不良や溶接粒などが障害になり、
ロッドが供回りしてアンカーから抜けるパターン、

他にはトラスロッドがネックの中で接着剤で固着して、反り矯正ができないパターン、
このパターンでは固着を剥がすとか言って、ネックを手で叩いて固着を剥がすなんて言う人がいますが、
そんなことでは絶対に剥がれません。
あるいは元々の設計が悪く、ロッドが長過ぎて調整ナットのエンドまでロッドが来てしまい、
締め込むことができないパターン、等々色々なパターンが有ります。
これらのトラブルのほとんどは調整ナットを無理に回さないことで回避出来ます。
つまり無理に回すような事態になることを避けるのが一番です。

では股!  
Posted by Joe at 02:25Comments(3)工房風景

2009年07月27日

要改良



これはフレットレスベースのトラスロッドアンカー部分です。
アンカー部分の溶接が外れてロッドが空回りする状態でした。
スチール製のアンカーが曲がってますね。
これはまだ大丈夫ですが、ひどいのではネックのメイプルが潰れて亀裂が入っていることもあります。
原因は、弦を張りっぱなしにしていた為にアンカー部分に力がかかり続けてアンカーが変形して溶接が破損したか、
無理にアジャスタブルナットを回して壊してしまったか、どちらか解りませんが、珍しい事例ではありません。




引っこ抜きました。
3ミリほどの板状のアンカーにタップ切って、ねじ込んでから溶接してあるようなんですが、
水性接着剤のせいか錆び錆びですね。
こういう状態で弦の張力に張り合う力をかけるのですから、壊れるのもむべなるかなと思います。

弦を緩めた方が良いと解っていても、面倒だしついつい張りっぱなしにしがちですし、
こういう故障は少なくないわけだから、改良したら良いのにねぇ。
3ミリでなく、もっと分厚いアンカーにしてしっかり止めるほうがええと思いますけど。
このベースは国産のものですが、こんなところまでヴィンテージを真似しなくていいよね。

メーカーの設計者の方、是非ここを改良して下さい。
こういう修理って高くつくんですよ。それで修理を諦めるお客さまは多いです。
そうするとその楽器は、アンカー部分のほんのちょっとした事で御臨終となるわけでして、もったいないよね。
トラスロッドさえ元気だったら、ネックは半永久的にもちますから、メーカーさん是非お願いしますよ。

んで、このベースはトラスロッドを新しいのに交換です。
アンカー部分をウチで使っている丈夫なのに交換して、削り取ったエボニー指板を元に戻して完了予定です。

皆様、アンカー部分を労る為にも弾き終わったら弦は緩めましょう。



本日月曜は14時開店です。  
Posted by Joe at 02:56Comments(3)工房風景

2009年07月01日

ストラトモデル売ります

7/25 売れました
検討中の方々には残念でございました。
なんせ早いもん勝ちなんで、御了承下さいませ。
当店製のギターをお持ちの方におかれましても、
売りたくなった時は当店で委託販売致しますので、
気軽に連絡下さいませ。




2008年5月完成
アルダーボディ、メイプルネック、マダガスカルローズウッド指板、Fender '69 PU、
販売価格150.000円 税込、ケース無し





オーナー様(2代目)が手放す理由は、
オーダーを待っている間の繋ぎで神戸の楽器店に中古で出ていたものを発見し購入されたが、
4月に完成したので不要になった為です。
大きな傷もなく奇麗です。




ストラップピンが2個ついていたものを1個にしたので、
その跡があります。


音はこんな感じです。



試奏大歓迎です。
よろしくお願いいたします!  
Posted by Joe at 17:09Comments(5)工房風景

2009年06月08日

レスポールカスタムモデル完成



これもまた大変お待たせしてしまって。。なんとか完成。
PGを取り付けるステイの品切れに気が付かず、相変わらずツメの甘さを反省する今日この頃。

レスポールカスタムはスタンダードと異なり、アーチのついたトップがメイプルではなくマホガニーです。
マホガニーはメイプルよりもよく響いて私は好きです。
このギターのマホガニー、と言うよりウチで作るセットネックスタイルのマホガニーは、
ホンジョラスマホガニーが標準仕様です。
ホンマホはワシントン条約で輸出入が規制されているので、もう少ししたら幻の材料になるでしょう。
自分の使う分は確保したからええねんけどね。



音はこんな感じです。
デラリバでアンプのVolは3くらいです。夜やったのであんましデカイ音出せんかった。
ちなみのこのアンプ、67年頃のBlackFaceデラリバなんですが、なかなか売れません。
税込持ち帰り価格33万なんですけど、誰か買ってくれませんかねぇ?
中野音響さんでオーバーホール済みで、スピーカーはセレッションV30、即戦力の1台です。
キャビは銀パネ時代のものと交換されてますが、そのせいで箱なりを少し抑えた引き締まった音がします。
試奏大歓迎です!




と言う訳で、お客様には喜んで頂けたようで安心しました。
ガンガン弾き倒してやってくださいませ!


ボディー : ホンジョラスマホガニートップ&バック
ネック : ホンジョラスマホガニー、エボニー(本黒檀)指板、MOPポジションマーク、
PU : Gibson 57classic x 2
その他 :アルミテールピース、スタッドアンカータイプワイドトラベルブリッジ、
ゴトー糸巻き、オールラッカー塗装、

スタッドアンカータイプワイドトラベルブリッジというのはVintageにみられる、
1本のボルトというかビスの軸だけをねじ込んだだけのスタッドではなく、
アンカーを打ちこんでしっかり取り付けられるブリッジです。
70年代以降のGibsonでは、こういうのが採用されています。
このほうがしっかりしているし、弦高の調整も楽なのでお勧めしてます。
音もVintageタイプと変わりません。
アルミテールピースもほとんど音は変りませんが、軽いので採用しました。

では股!  
Posted by Joe at 03:28Comments(8)工房風景

2009年05月11日

テレキャスターモデル



えー、私がビデオカメラを買ったのはオムライスやヤキメシを撮るためではなく、
こういうことをする為であります。
あ、色が悪いのは色温度と露出を失敗してもうたから。見難くてすんまへん。
ビデオの液晶画面て一眼レフほど精度良くないね。

で、先日完成したテレキャモデルをBlackFaceのデラリバでギュインと鳴らしてもらいました。
でも自分で弾きたくなって、奪い取るようにして。
ああ、お客様に申し訳ない。
いや、マジな話、サウンドファイルだけだとエフェクターを繋いでるのでは?とか、
パソコンでイコライジング処理してるんじゃないの?等と言われたことがあって。
でもこれではっきりしたでしょ、アンプ直結ですよ。
ボリュームはグイッと8くらいまで上げました。
トレブル、バスはフルだったと思います。

ギターの仕様は、
スワンプアッシュボディ、メイプルネック、ハカランダ指板、オールラッカーフィニッシュ、
Fender Texas Special Tele、70th回路

TexasSpecialピックアップはFenderJAPANのギターにも装着されているからでしょうか、
あまり良いイメージを持っていない人も居られますが、どっこいこのピックアップはかなり良い!
ピックアップ専業メーカーの製品で、テキサス、ブルース、デルタ、等の名前のついたピックアップは、
中音域をかなり持ち上げた設計になっていることが多いのですが、やり過ぎ感が否めません。
モッコリさせ過ぎなんよね。
しかしこのFenderカスタムショップ製のPUはバランスを損なうことなくええ感じです。
特にフロントピックアップは現代的にアレンジされてパワーを上げてあり、
フロントポジションでソロを弾くことも全然問題ありません。
本来の(と言っては変だが)テレキャのフロントはリアに比べて出力を落してあるのが普通でして、
バッキング専用ピックアップの位置づけでした。
でもフロントでギュインとソロも弾きたいぞ、という方にはこのテキスペは最適です。



5/16 はライブの為臨時休業です!  
Posted by Joe at 03:37Comments(6)工房風景

2009年04月29日

2本完成






皆様、ゴールデンウィーク如何お過ごしですか?

こちらは来週ちょっと休むので、今週はガンガン仕事しますよ。
で、2本完成。
テレキャは70年代のハイがキャーンと鳴るチューニングで超御下劣な私好みの音色。
きっとお客様のAさんも気に入ってくれるだろう。
ストラトは50年代のアッシュボディ仕様でメリメリと鳴る私好みの音に。
きっとKさんも気にいってくれるだろう。

この2本のギターの色が同じなのは偶然です偶然。
決して効率が良いからお勧めしたわけではありません。

この2本のギターのボディ材であるアッシュは導管が大きいので、
そのまま塗料を吹きつけると、その導管つまり穴に塗料が吸い込まれてしまい膜ができません。
そこでフィラーという泥のようなもので導管を埋めます。
女性の化粧で言うたらファンデーションですわな。
奇麗に平面になるまで何回か行います。
その手間とアルダーよりはるかに高い価格の為、アッシュは3万円アップになります。

またテレキャの指板に使用したハカランダ(ブラジリアンローズウッド)は、
法律で輸出入が禁止されている木材でありまして、現在入手は困難です。
ウチにはわたしが一生使う分くらいは在庫がありますので杢目を多くの中から選んで頂けます。
3万円アップです。
Fenderタイプの指板にこれを使うとなんとも言えない美味しい音が鳴るんですわ。



ゴールデンウィークは5/5,6,7,を休みます。  
Posted by Joe at 04:35Comments(0)工房風景

2009年04月02日

テレキャモデル完成



テレキャモデル完成しました。
リアのVoodooピックアップの入手にてこずり、お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。
品薄のVoodooは最近人気のようです。このPUは元気いっぱいのガツンとした音が鳴るので気に入ってます。

スワンプアッシュボディ、ベッコウ柄バインディング、メイプルネック、ハカランダ指板、
ブロックサドルブリッジ、クルーソンスタイルペグ、VooDoo60'sGray、Gibson57classic、
1v1t
クリーンで弾いたら粒立ち良くくっきりした音、歪ますとギーンと下品な音に。

ありがとうございましたm(_ _)m
末長くお使い下さいませ!  
Posted by Joe at 04:36Comments(0)工房風景