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2006年07月07日

コードの話

コードの話

ギター教室に来られるお客さんやセッションで御一緒する人たちと話していて、(私もあまり詳しくないのですが)、コードの理屈と言うか構造を知らない人が意外と多いのに気が付きました。

上の図を見てもらえば解ると思いますが、コードはルート音(CだったらCですね)からひとつ飛ばしで音を重ねていったものです。
単純なC(シー)でしたら1度、3度、5度の3つの音(ドミソ)を鳴らせばOK。
これに7番目の音や9,11,13をさらに重ねていくとシーナインスやシーサーティーンスという具合になります。。。。。あ、13は11を入れないんだったっけな。。。?? ちょいとあやふやです(^^ゞ
C9(シーナインス)は1,3,5,7♭,9と5つの音を鳴らすちゅう意味です。
正確に表記するとC7(9)でしたかな。これを省略してC9と書くのです。ちなみに7が入らないものはC add9(シーアッドナインス)と表記します。
で、この7度や9度等は半音下がったり上がったりもします。C7(♭9)とはド、ミ、ソ、シの半音下、1オクターブ上のレの半音下、以上5音を鳴らすちゅうことですね。
3度の音が半音下がると、そのコードはマイナーコードとなりまして、悲しい響きが得られます。積み重ねる仕組みはメジャーとほぼ同じです。
これ以外にdim(ディミニッシュ)やaug(オーギュメント)やsus4等がありますが、それはそれで覚えて下さい。

上の図はkeyがCメジャーの場合ですが、例えばGの場合はGを1度として置き換えて考えて下さい。

7度と8度(1度)の間は半音です。3度と4度の間も半音です。それ以外は1音(全音)です。

えーと、、、それと、、、言い出したらキリが無いのですが、自分が押さえている弦はコードの中の何度の音を押さえているかを、1度手元をよく見て考えてみて下さい。
例えば4弦と5弦の2フレット(それ以外は開放弦)のEmですが、6弦から順番に度数を言うと、1,5,1,♭3,5,1 ですね。
つまり3弦の♭3がマイナーの響きを1手に担っている訳で、3弦を鳴らしそこなったらEmにならんちゅうことですね。

*以上もし間違いがあったら指摘して下さい。

ボクはこういう理論は全然ダメな方で、ジャズなんか全然弾けないのですけど、これくらいは最低知っておいたほうが便利でしょう。
あとはダイアトニックコードとメジャースケールとマイナースケールを指板上のどこからでも、どのkeyでもサラサラと弾けるようになればだいたいOKじゃなかろうか?>そうだよね、伊藤先生?

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この記事へのコメント
まさにその通りですね!

C9 と Cadd9 の違いを分からない方も
結構おられますね。
C9という表記の仕方も本来は間違ってるみたいなんですけど。。。C7(9)が正しいみたいです。

3度がコードの明暗を分ける音。
ロックなんかではパワーコード(1、5度音のみ)を使って明るくもなく暗くもないパワーのあるサウンドを作っています。
あと長3度と短(♭)3度をどっちも入れてしまう○7(♯9)というのもあります。
これも良く使われるコードでジミヘンコードとも言われてますね!

どのKEYでもメジャースケール、マイナースケールをすぐに弾けるのは基本ですね。そしてダイアトニックコードがすぐに分かる事!
例えば
C-Am-Dm-G7、(Key=C)ですが
このKeyだとボーカルがしんどくて
(Key=F)に変えたいとします。
てことは、(Key=F)の
Ⅰ-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ7
F-Dm-Gm-C7
が瞬時に出てくるかどうか。。。

そしてダイアトニックコードを理解すると
そのコードに使えるテンションが何なのかが分かってきます。
そのコード和音+テンションが実はコードスケールであったり。。。
(イオニアンとかドリアンとか。。。)
だいたいのコードスケールにペンタトニックスケール(5音スケール)が入ってあったり。。。

あっ、こんなん書き出したらなんぼでも長くなってしまいます。。。(汗)
Posted by ITO at 2006年07月08日 17:56
伊藤さ~ん、ひとつだけ質問させて~!
たとえばKey=CからDに移調するときはフレットを2つずらすのではなくC→D、Am→Bmなどと瞬時にコードネームを変換出来なくてはダメだってことなんでしょうか?すげ~ローレベルな質問ですんませ~ん。
Posted by ワカサ at 2006年07月08日 21:23
若狭さん
伊藤さんに代わってお答えします。
別に名前はどうでもええと思いますけど、ポジションは瞬時にやらにゃね。1音2フレット程度であれば問題無くても、4度だったら視覚的に変換出来ないでしょう?
そもそもコードネームで覚えるから、転調の時に困るんですよ。度数で覚えなきゃダメです。
Posted by Joe at 2006年07月09日 02:00
伊藤先生
>>そのコード和音+テンションが実はコードスケールであったり。。。

この辺りから珍分感奮に・・・
Posted by Joe at 2006年07月09日 02:02
4度でもベースの場合変換は出来ます。4弦ベースでも6弦ベースでもすべて4度刻みにチューニングしていますから。逆にベーシストの場合は指の形で度数を憶えていてコードネームを憶えていないぐらいです。でも度数で憶えるとハイポジションに急に飛んだとき対応しきれなくなるんです。だから質問してみました。(^^ゞ
Posted by ワカサ at 2006年07月09日 02:32
ワカサさん
ギターやベースは形で覚えれてしまう楽器なのが怖いとこです。。。
すべてそのままずらせば終わってしまう事なんですが、ワカサさんの言うように、ハイポジションに飛んだりすると、訳がわかんなくなってしまいます。。。
その時にコードが分かってると幅がグッと広がるわけです。
瞬時にコードネームを変換出来るに越した事はないですが、とりあえず意味だけわかってれば十分だと思います!

理論というのは、知らなくてもいいと言えばそれまでですが、知ればもっと幅が広がる!いろんな音楽に活かせてくると思います。
ベースやドラムで言えば、パターンを多く知ってるか。。。と、同じような感じだと思いますね。


長くなるかもしれませんが、コードスケールをちょこっと。。。

ダイアトニックコードを理解すれば使えるテンションが分かってきます。

ⅠM7    - 9  (11)  13 
Ⅱm7    - 9   11  (13)
Ⅲm7    - (♭9) 11 ♭13
ⅣM7     - 9   ♯11  13
Ⅴ7      - 9  (11)  13
Ⅵm7    - 9   11 (♭13)
Ⅶm7(♭5)- (♭9) 11 ♭13

上記が使えるテンションです。※( )はアボイドノート(使うとぶつかる音)
アボイドは使わない方がいいですが、あえて出す場合もあります。

例えば
Ⅰ-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ7
を(Key=C)で弾く時にテンションを用いて(ⅠはⅠM7、ⅥmはⅥm7と同じです。)

CM7(9)-Am7(11)-Dm7(9)-G7(13)
と弾くと違う響きを得れます。
使い方は人それぞれ、センスですね。

テンションの覚え方としてはメジャー系とマイナー系とわけて

メジャー系
ⅠM7    - 9  (11)  13 
ⅣM7     - 9   ♯11  13
Ⅴ7      - 9  (11)  13

マイナー系
Ⅱm7    - 9   11  (13)
Ⅲm7    - (♭9) 11 ♭13
Ⅵm7    - 9   11 (♭13)

Ⅶm7(♭5)←はこれで覚えてしまいます。

メジャー系ならⅠM7、マイナー系ならⅥm7を基本とすると、音が一つくらいしか変わらない事がわかります。


そして、このテンションとコード和音を組み合わせると。。。コードスケールになります!

ⅠM7    -Ionian(イオニアン) (メジャースケールと同じ)
Ⅱm7    -Dorian(ドリアン)
Ⅲm7    -Phyrigian(フリジアン)
ⅣM7     -Lydian(リディアン)
Ⅴ7      -Mixo Lydian(ミクソリディアン)
Ⅵm7    -Aeorian(エオリアン) (マイナースケールと同じ)
Ⅶm7(♭5)-Locrian(ロクリアン)


例えばドリアンとは
コード和音 1、♭3、5、♭7 + テンション 9、11、13で、順番に
1、2(9)、♭3、4(11)、5、6(13)、♭7
となります。

Dドリアンだと
レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、です。
すなわちDドリアンとは、CメジャースケールのD(2番目の音)から始めたスケールになります。
Aドリアンだと、GメジャースケールのA(2番目)からになるわけです。

同じように、リディアンだとメジャースケールの4番目の音から始めたスケールになります。コード和音+テンションと一緒なのです!


これを読まれた方は一度6弦開放(E)をルートに鳴らしながら、コードスケールを弾かれると、なんとなく響きがわかると思います。

で、メジャー系とマイナー系に分けると
さほど運指が変わらない事が分かっていただけるかも。。。

僕はこれをメジャーペンタ、マイナーペンタで考えています!

ふー。。。やっぱり長くなりすぎたので、ここで終わらせていただきます。。。

そうそう、Ⅴ7は例外が山ほどあるので、厄介なコードです。。。
Posted by ITO at 2006年07月09日 15:39
そうそう、このコードスケールの使い方として
Ⅰ-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ7 でしたら、
イオニアン-エオリアン-ドリアン-ミクソリディアンと考える訳ですが、
これは、そのKeyのメジャースケールを弾きまくったらいいんですが。。。

例えばそのKeyのダイアトニックコードにあてはまらないコード、
C-F-Fm7-B♭7、でしたら
(I-Ⅳ-Ⅳm7-♭Ⅶ7)
Fm7-B♭7があてはまりません。
そこだけ違うKeyで考えるとKeyE♭のⅡm7-Ⅴ7となります。
てことは、Fドリアン-B♭ミクソリディアンと弾けばいいわけです。

JAZZというのは、部分的な転調の繰り返しなので、それを瞬時にあてはめて行く事が出来れば、JAZZのアドリブソロを弾くことが出来るようになるわけです!!
Posted by ITO at 2006年07月09日 16:04
そうそう、このコードスケールの使い方として
Ⅰ-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ7 でしたら、
イオニアン-エオリアン-ドリアン-ミクソリディアンと考える訳ですが、
これは、そのKeyのメジャースケールを弾きまくったらいいんですが。。。

例えばそのKeyのダイアトニックコードにあてはまらないコード、
C-F-Fm7-B♭7、でしたら
(I-Ⅳ-Ⅳm7-♭Ⅶ7)
Fm7-B♭7があてはまりません。
そこだけ違うKeyで考えるとKeyE♭のⅡm7-Ⅴ7となります。
てことは、Fドリアン-B♭ミクソリディアンと弾けばいいわけです。

JAZZというのは、部分的な転調の繰り返しなので、それを瞬時にあてはめて行く事が出来れば、JAZZのアドリブソロを弾くことが出来るようになるわけです!!
Posted by ITO at 2006年07月09日 16:17
おーっ、ジャズのモード弾きの説明までしていただけるとはありがとうございます。そこまで教えてもらったら授業料を払わなあきませんね。後はⅤ7のオルタードスケール、ハーモニックマイナー・パーフェクト5thダウン、 裏コードの♭Ⅱ7のリディアン7thモード(Ⅴ7のオルタードスケールと同じになる)を憶えれば‥。まぁベースはコードの1、3、5、7度でええでしょうが‥。(笑)
Posted by ワカサ at 2006年07月09日 21:07
もうダメです…il||li_| ̄|○ il||li
Posted by カオリ at 2006年07月09日 21:46
上の話題とはまったく関係ありませんが
7月いっぱいで仕事辞めます。
自由人で生きていきます。
とりあえずご報告まで。
Posted by 恭三 at 2006年07月11日 15:04
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