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2007年11月09日

Player12月号

Player12月号
父の見舞いから帰ると、「郵便受けから出すのに苦労したわい。あんなデカイもんねじ込むなや」と嫁ハンが憤慨している。
何事かと聞くと、Playerが送られてきたのだ。広告掲載御礼の札がついた今月号だ。
広告なんか出しとらんぞと、札の挿してあるページを開くと、そこは吾妻光良さんの「ぶるーすギター高座」。

お読みなった方も多いと思いますが、そういうわけなんです。
大王ルイ君はウチの最も長い付き合いのお客様であり、大学の後輩であり、良い友達であり、とてもパワフルなミュージシャンです。
あの左利きのテレキャは彼から「誰も持っていない使える1本」という注文で作ったもので、きちんと銭は頂戴しております。
ルイ君が「借りている」と言ったのは、吾妻さんに気を遣わせまいとする彼の気遣いでしょう。
ある日ルイ君と別件で電話してる時に、あのギターを使っているのか聞くと、「弾きにくいからあんまり使っていないわー、音は気に入ってるから普通のテレキャにしとけば良かった」なんて言うもんだから、「んじゃ今度セッションする吾妻さんにプレゼントしいや、君にはもう1本作ったるでよ」と言ってしまった。
まさか本当にプレゼントするとは・・・、それに吾妻さんがあんな弾きにくいギターを受け取るとも思わなかった・・・(笑)

吾妻さんのこの高座は、私が中学か高校のころからずーーーっと長い間続いている名物ページで、ガキンチョの私は毎号楽しみにしていました。
パソコンも無い時代ですから、イラストや譜面も当然手書き。マディーの右手のイラストには感銘を受けた。
「親指でガッガガッガとシャッフルを刻むのだ」という言葉等はビデオも無い時代ですから、これを頼りに弾き方を想像して練習に励んだものでした。
また、階段を下りる時と登る時のギターケースの持ち方、ブルーマン的サヨナラの手の振り方、等々ブルースマンに憧れる少年はそれらを忠実に実行したものでした。(これ覚えている人は45才以上でしょう)
Playerが厚さ3ミリだった頃は、ミュージックライフくらいしか他に無く、ブルースの記事が載っているなんてPlayerだけだったと思います。
そんな伝統ある雑誌に、しかも大好きなあの高座に屋号が載ったこと。また憧れの吾妻さんが私の作ったギターを弾いてくれるとは、なんて素晴らしいのでしょう!
ルイ君とPlayer誌に感謝します。でも広告料の請求書は送ってこないでね。
吾妻さん、ペグに慣れてバンバン使って下さいね。

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この記事へのコメント
以前にレスした中年趣味ギター者です。 プレイヤー誌の文に同じ事思っていて嬉しくなりました。
ギターケース持っての正しい階段の上り下りの絵は、ショックかつ印象的でいまだに覚えております。 あとダレだったけかなぁ B.ギタリストの左手の指6本の絵とか。
ヘタウマ(失礼!)で笑いを取れて、しかも全国誌に載ってる事にアジということを教わった気がします。
当初P誌は隔月発行だった気が。初めて買ったものはジョニーウインターが表紙だったと思います。 バイブル的な本でした。
突発レスで失礼いたしました。
Posted by すと at 2007年11月15日 02:42
すとさん、
気が付きませんで、申し訳有りません。
遅れましたが、コメントありがとうございます。
指六本はハウンドドッグテイラーですね、覚えておりますわ。
Posted by Joe at 2007年11月22日 01:07
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