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2011年10月07日

鞆の浦散策

鞆の浦散策

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瀬戸内の中央に位置する鞆は内海の潮の干満の分岐線にあたる
内海を航行する多くの船はこの潮に乗っての航法であったので“潮待ち”をここ鞆でおこなった
こうしたことが多くの伝説を生み万葉に歌われ 中世から金背にかけて歴史上の舞台として
度々登場したゆえんである
明治以後 鉄道の開通 汽船の就航等により“潮待ち”をする船もなくなったが 今日もなお
当時の港の活況を察知し得る港湾施設がよく残っている
沖に突出する波止 ここにある常夜燈 雁木という階段状の船つき場 港に面しての豪商や
廻船問屋とその土蔵等々 江戸時代の港町 鞆の繁栄ぶりを示すものである

 この船着場は文化八年(1811)に築かれたもので雁木 常夜燈(安政六年―1859―再建)はいずれも
 花山岡岩製である なおこの船着場に臨む建物は背後の保命酒屋旧中村家(県史跡鞆七卿落遺跡)に関連するものである

廃棄物を放置したり立小便をしないよう港を美しく守りましょう

福山市教育委員会

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という広島県は鞆の浦に行ってきた。
もちろんゴミ捨てや立ちションはしてないぞ。
鞆の浦はポニョや景観論争でも注目された小さな漁村だ。

鞆の浦散策

手前に見える階段状の石造りが雁木だろうか。
今でも立派に使われているちゅうのが素晴らしい。

鞆の浦散策

道が狭い。確かに狭い。もう5キロ太ったら通れなさそうな所がいっぱい。

鞆の浦散策

桟橋にはトロ箱が積み上げられ、何処にでもありそうな田舎風情たっぷりの市井が垣間見れる。

この鞆の浦は活性策として1983年に港の一部を埋め立てて道路と公園を整備する構想が広島県から公表され、
反対運動などから凍結されていたが、2004年に鞆町出身で推進派の市長が当選したことから実現に向けて動きだし、
景観か開発かの選択で揺れている

鞆の浦散策

実際に生活している人が利便性を欲するのも理解出来るし、景観を守ろうという姿勢も大切だろう。

人生とは一生をかけて成し遂げたものを指すのだろうか、それとも成し遂げるプロセスでの格闘の日々を言うのだろうか?
僕は後者だと思う。
積み上げられたトロ箱を見て、彼らが欲しいのは立派な道路や便利な生活でも美しい景観でもなく、
トロ箱いっぱいの魚なんだろうなと思った。




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鞆の浦散策

んで、クルマなんやけど、今回は自分のクルマ(ホンダのクロスロード)ではなく、
スバルのレガシィを借りての往復500キロでした。
10年ばかし乗った1300ccのチビこいクルマから2000ccのクロスロードに去年買い替えたのですが、
なんか足回りがガチガチの乗り心地最悪で高速の直進安定性も悪いし、名前だけで買ったのがいけなかったのか、、、
買い換えたくて仕方がない。
今ならクロスロードの下取りも良い値がつくし、来春までに買い替えようと決心した。
で、その買い換え候補の1つがレガシィ。
高速走行の安定感はグッド。乗り心地も良い。
荷物も充分積めるし、名古屋木材仕入れも満タンで充分往復できるタンク容量。パワフルなエンジンで加速感も良好。
ロールを抑えたハンドリングはもっと硬くてもイイくらいだが気持ちの良いコーナリングが出来る。
パドルシフトも楽しい。静粛性もまあまあ。
しかし着座位置がクロスロードより低いので気持ちよさはイマイチ。キビキビ走る軽快感はあまり無い。

次の試乗は名前がイイのでフォレスターだっ! (って、また名前で買うのか?)


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この記事へのコメント
ジョーさん、お久しぶりです。

いつも写真の質の高さにうなりながら読んでいるのですが、構図や遠近感やボケ具合は色々試しながら撮るのでしょうか?それとも感覚的にパッパと撮っちゃうのでしょうか?

クロスロードはこっちにはない車種なので見た事はありませんが、アウトバックやフォレスターはアウトドア派の多いコロラド州、特にデンヴァーでは物凄い人気らしいです。
Posted by Shinnbone at 2011年10月08日 06:21
shinさん、お久しぶり!

プロのデザイナーからそう言われると、嬉しいです!
店でギターの写真をじっくり撮る時以外はカンで撮ります。
でも絞りをこれくらいにしたらどうなるとか、露出はこれくらいが色乗りがいいとか、カメラの基本的なことは頭に入っているので全くのカンだけじゃないですけど。
空の青を出すには順光じゃないとダメだし、水面のきらめきは逆光がいい、等の風景撮影のコツもありますけど、ほとんどは絵になるなと思ったらパシャリと撮るだけですね。
shinさんがギター弾く時に感覚で弾くのと同じです。
アドリブしてるときに「ここでディミニッシュで、次はミクソリディアン」とか考えていないでしょ(笑)
でも基本的なことが分かっているから、ちゃんと弾けるんですよね。

本当はクロスロードにアイサイトがついてサスペンションがしなやかだったら買い換えることもないのだけれど、
スバルは欧米で認められた安全性能と走行性能で以前から良いなと思っていたのです。
アウトバックなんか最高なんだけれど、嫁ハンが幅広いのはアカンので仕方がないっす。
Posted by Joe at 2011年10月09日 16:45
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