明日5日より仕事なので、やろうやろうと思って出来ていなかったアンプ修理を片づけた。
と言ってもアンプ回路の修理でなく、バッフルボードの割れ修正だ。
米国から購入した輸送途中にバッフルが割れたと思われるが、購入してしばらくは気が付かなかった。
しかしどうもグリルクロスのシワが気になって調べてみたら、
矢印部分3ヶ所で割れていた。
この時代のバッフルボードはパーティクルボードであります。
パーティクルボードは木端を圧力かけて接着剤で固めた板です。
しかしさすがに40年も経つと接着剤も劣化しフカフカになってます。
さてこの割れの修理ですが、通常の単板でしたらバキッと割って割れ目にグルーを流し込んで、という段取りですが、
パーティクルBは割れて分割したら断面がボロボロになって再接着の際に奇麗に断面が合致しないので、割ったらダメです。
本当は新しい板に交換するのが正しい修理方法ですが、ホームセンターに行くのも面倒なので補強することにしてお茶を濁しました。
売るつもりは無いし、自分で使うだけですからこれでOKです。サウンドにも悪影響はない筈です。
補強板はスワンプアッシュを使いました。特に理由はありません。ただ足下に転がっていたから使っただけです。
パーティクルボードより硬い板だったら何でも良いと思います。
グルーが効くように平面を出します。
こすったらどこが割れ目か解らなくなってしまいました。
一瞬割れが直ったのかと思った(笑) そんなはずない。
ただ昔から割れ目の場所を探すのは苦手だった。
貼付けて一晩置きます。タイトボンドが効くやろか?それだけが心配。
アンプをバラしてみてバッフルをとりつける部分に虫食い発見。
幸い虫は居なくて、これ以上の被害はありませんので、虫の糞と腐った部分は取り除き木ネジの強度に影響が無いことを確認してそのままにします。
アンプそのものはガリがいっそう酷くなってきたので、POTを洗浄してみて直らなかったらリペア行きです。
注) このアンプは販売商品のデラリバではありません。私の個人所有のデラリバです。
販売商品のデラリバのバッフルボードに異常はありません。
さて本日5日より開店です。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。
冷やかし、チャチャ入れ大歓迎。
今年も宜しくお願い致します!