ローン契約
飛び込みセールスは営業活動の基本、と言うと若い人は首をかしげるかもしれないが、初対面の人にアポ無しで会い、時間をもらい、商品をPRして、購入してもらう、ということを成し遂げるにはかなりの営業力が必要だ。
という訳で、当店に飛び込みでやって来たセントラルファイナンスの女性営業マン。
オリコより低利な条件を出すとのことで話を聞いた。ちょうど完成するギターがローンでお買い上げの予定、お客さんの金利負担が減る(オリコより0.5%低金利)のなら大歓迎。しかも手続きのほとんどをwebで処理出来て利便性も高い。オリコを使う理由は無くなったかもしれない。
というわけで契約しました。でも、、
「契約して欲しかったら、そこに横になりなさい」とか言うてませんよ。
「ほれほれノルマが厳しいのだろ? さ、サインするからしゃぶりなさい」なんて言うてませんよ。
「オレのハンコはパンツの中なんだよなー、あんたの朱肉にぶち込んだろかい?」とも言うてませんよ。
そんなセリフが泉のように沸いてくるのを必死で栓をして、悟られぬよう慎重に表情をコントロールして契約書に署名捺印した。
で、彼女は最近iPodを新規購入したらしいのだが、自力でituneをパソコンにインストール出来なかったらしい。私に聞かれてもウインドーズは脱サラ以来触ってないし解らん。
結局、彼女のCDを工房のMacに読み込んでiPodに入れることになった。
渡されたアルバムはZARD。⇩無事入って喜ぶエイギョウウーマン。
「負けないで」という歌を聴いたら泣いてしまうかも、と彼女は言ってました。
私が営業マンをしていた7年前より、市況も営業マンへの締めつけも厳しさを増しているようですし、きっと彼女も泣きたくなるような辛い仕事に耐えているのでしょう。
どうぞ負けないで頑張って欲しいものです。
人生のうちの一時期は仕事漬けの数年間が有るべきだと私は思います。
ガンバレエイギョウ(ウー)マン!
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