LPカスタムモデル製作中。
これに使用しているホンジョラスマホガニーはワシントン条約で規制されて、ハカランダやべっ甲、象牙と同じ扱いになった。
ウチにはソリッドボディ用で30くらいあるけど、それが無くなったら終了です。ちょうど良い加減の在庫かと。
同業者からアディロンダックスプルースを分けて欲しいと電話が入るが、インドローズとシトカSPとジャーマンSPだったらいけるが、アディロンはウチも多くないので期待に応えられなかった。
戦前のMartinが使っていたというこのスプルースを私が購入したいと思った時、90年代後半にはどこにも売ってませんでした。
今でも出回ることは無いようです。昔は沢山あったのでしょうか?
ウチには自分で使う分のトップ材とブレイス材を揃えるのが精一杯でした。特にブレイス材に苦労しました。
トップ材とブレイス材は同じものを使わないと意味無いですからね。
アディロンダックスプルースは北米大陸のアディロンダック山脈でとれるトウヒのことです。
アディロンダック山脈はビーバーの生息地で有名ですね。
ビーバー保護で国立公園になっているから伐採制限でもあるのかな?
そのビーバーが作るダムがこの地の自然環境を形成する大きな要因になっているようで、きっとスプルースも何がしかの影響を受けているのでしょうね。
北海道で牧場をやっている義兄がイクラを送ってくれた。
自宅の裏の川を集団で遡上していくらしく、網でサクッとすくって、、否、それは違法らしい。
しかるべき免許を持った業者さんから分けてもらったものですが、非常に美味い!
冷凍してないし、サケの腹を割いてから24時間も経っていないからねぇ。贅沢やわ〜♪
サケはクマや鳥のエサにもなり、生殖活動を終了すると川底に死体を堆積し他の魚や植物の養分となるそうです。
イクラを食ってアディロンダックスプルースでギターを作る私は、遠きかの地に何の役にも立っていないが、まあそんなもんだろ。