位相
仕事を終えてマザーポップコーンへ。
エバ電子さんが開発したフェイズコントロールスイッチシステムのデモンストレーションがあるのだ。
これは楽器からでる音の位相を揃えることで、より良いサウンドを出そうとするシステムだ。
写真上のように各楽器やアンプから出る音の位相をチェックして、エフェうターのように繋いだbox(写真下)で位相を切り替える。
詳しくは ⇒
http://www.asahi-net.or.jp/~xw6h-mrkm/phase_1.html
エバ電子の村上さんは老舗のアンプ修理店で、各メーカーや代理店、楽器店のメンテを一手に引き受けるなど、この分野の草分けだ。
久しぶりにお会いした村上さんはお元気そうで、熱っぽくメカニズムを説明する様は活力に溢れている。
村上さんの奥様は私の学生時代の先輩で、伝説の美人バンド「花椿」だったかな?なんしかそういうカッコいいレディースバンドやってたんですわ。夏の同窓会で御会いできるのを楽しみにしております。
んで、この新しく革新的なシステムは、50年前の技術に御執心な私には仕組みはよく解らなかったが、実際にバンドで音を出してみると、音の違いは明確に解った。
世界的に有名なミュージシャンも使っているそうで、個人的な好みもあるだろうが、そういう方面に興味のある方は問い合わせてみては如何だろうか?
なんだかんだ言うても、楽器は弾いてナンボで、特にバンドでライブで鳴らしてナンボのもんだと思います。
村上さんのような技術者はそれがよく解ってる訳で、デジタルの何とかシミュレーターとかナントカ処理で分子配列がどうたらこうたら、とかいうアホみたいなものとは違う、より実戦的な価値のある技術だと感じました。
家で1人で弾いている書斎派ギタリストには位相なんて関係ないでしょうけど、バンドやっている人はこういうことは知っておいた方が良いような気がします。
とまあ、ひとしきり位相を揃えたり外したりしながら演奏してワイワイやって、ふと傍らを見ると素晴らしくヒップラインのビューチフルなガールが居るじゃあーりませんか。
5D EF24-105
思わず土下座して1枚撮らせてもらった。
位相よりこっちの方がボクは好きだなー。
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