自分で考えよう
東日本大震災で罹災された方々にお見舞申上げます。
また亡くなられた方々の御冥福をお祈り致します。
友人の日記やツィッターを見てますと、
色々な情報が錯綜して、
被害の無かった関西の我々でも情報の真偽に右往左往しているみたいです。
阪神大震災の経験者として申しますが、
災害時にこういうデマや情報不足等は避けられません。
大切なのは自分で決断することです。
どこに逃げるか、
どこの避難所に行けば食料があるか、
クルマで行くか歩いていくか、
どの道が通れるか、
どこの病院が患者を受け入れているか、
自分は仕事に行くべきか家族の元に居るべきか、
等々、平常時では全く必要無いことで決断すべきことが、
わんさか出てきます。
それを決める為の情報は当然のように不足して錯綜して、
真偽のほどはさっぱりわかりません。
誰かさんの流した情報にすがりたい気持ちは解りますが、
裏切られても信じた自分の所為です。
JRの駅員に食ってかかっても、
市役所に何とかしろと怒鳴り込んでも、
出来ないもんは出来ない。
そういう状況になるのが大災害。
16年前のあの悲劇。
被害を受けた実家や罹災した多くの友人の惨状を見るにつけ、
自分のことは自分で決めなアカンと思ったのです。
いつ何時、関西が再び災害に見舞われるか分かりません。
その来たるべき時に備えて、自分で考えて自分で決める習慣を身に付けましょう。
関連記事