Eric Clapton 大阪公演 最終日

Joe

2006年11月16日 02:18

行ってきました、大阪最終日。
今日もEricさんは絶好調で素晴らしく美しい音楽を聴かせてくれました。
幸運に恵まれ今日はボックス席に座ることが出来たので、初日よりもゆっくり味わうことが出来ました。
チケットの神様ありがとう。再来年も一緒に行こうね。



今日のセットリストは3日目と同じでありました、いやファーザーonアップ〜が落ちてましたわ。
初日からはsheriffとSan Franciscoとfartherが落ちてエニーデイと漂流Bluesが入ったことになるのかな。
ギターはmidnightの初めだけ、GibsonCS356を使いました。335でなく小振りな356でした。
意外な攻撃だ。でもLPと同じく気に入らなかったのか解りませんが、2回目のソロはストラトに持ち変えてました。写経されてる方は購入必至ですね! (それが狙いかな?>Gibsonさん)



↑この写真はGRDを双眼鏡にくっつけて撮影しました。簡易望遠レンズやね。
解像度は期待すべくも無いけど、意外と良く写ってるよね。
プレイはいつもながら流石でございましたが、切れ具合と言うか、登りつめ感というか、いってまう感は初日のsheriffですね。初日のEricさんはホンマに凄かった。私は3回目の来日から1回を除いて全て観ておりますが、その中でも日本ツアー初日は特筆ものでした。初日を御覧になった方は幸運です。



↑手を上げてステージを降りるEricさん。
手前の床にあるのはドイルのエフェクターボード。コンパクトタイプを10個程並べてる様子。
こんなに繋ぐから基音がぼやけて耳障りな倍音ばっかり出まんねん。音色の美しさはEricさんに見習うべきやね。とは言うものの、リトルクィニー、、、じゃない、えっとあのslowBluesでは素晴らしいソロを弾いてたし、old love での合いの手なんぞ、オリジナルトラックを若干意識したような音色とフレージングで見事にバンドサウンドに溶け込んだ素晴らしいギターを弾いていた。
また彼の表情からは、御大Claptonと仕事しているのだという誇りのようなものが感じ取れた。

そのEricさんはいつものツィードtwinなんだけど、下側のtwinは心なしかサイズが小さく、本当にtwinなのか分からない。知ってる人、教えてちょ。
ドイルはSAVAGEというマーシャルクローン?アンプとマーシャルhead、ベースマンのような古いツィードを使ってました。どれが鳴ってたのか解らないけど、マーシャル系のウェットな音色でしたね。
デレックはスーパーリバーブかな。2台あったけど、使い分けているのかバックアップの1台なのか解りません。

とにもかくにも楽しい大阪公演は終わってこれから名古屋、東京、札幌、埼玉です。
今回はポップス的な曲はWonderful Tonight くらいで、あとはBluesやロックです。
デレックの参加がそうさせたのか、何が理由だったか解りませんが、ギンギンのギターを聴きたいと思ってた人にはぴったりの選曲です。まあデレックに弾かせていた部分も多いけど、Eric自身もかなり激しいソロが多かったような印象でございます。
行こうかどうしようか迷ってる人は、是非とも行くことをお薦めします!

今回も感じたのですが、Ericさんはギター上手いですね、、、って当たり前やろ! と突っ込まれるでしょうけど、私もアマチュアですが30年以上弾いてるので解るのですが、ほんまに上手い。
どこが上手いって、例えば今日のレイラの後半部分でデレックのスライドに合わせて、ハモったりユニゾったり付かず離れずのそっと寄り添うような、美しく自然な裏メロディーなんか、そんじょそこらのギター弾きじゃ到底出来ないわびさびでっせ。ほんま感動したわ。武道館行きたなった。

というわけで早仕舞してしもて、来店を予定されていたお客様には申し訳ありませんでした。

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